アメリカで110番といえば、911です。
どんな時に911するかというと:
1.救急車を呼ぶ必要がある時。
2.火事の時。
3.警察・パトカーを呼ぶとき。
911の電話交換手は、どんなときも同じ質問をします。
この質問に答えれるようにしておけば、いつ何があっても対処できます。
まず日本語です。
1.何があったんですか?
2.お名前は?
3.苗字のスペルを言ってください。
4.お名前のスペルを言ってください。
5.住所は?
6.住所をスペルで言ってください。
7.電話番号は?
8.8番以降は状況を説明します。
電話交換手は、パトカー、警察、救急隊員、消防車など、必要に応じた対応を一早くしてくれます。
ここで、お気付きになったと思います。
そんなに、すごく難しいことを聞かれているわけではありません。
でも、アメリカに住んでいると、こういった会話が一番苦手、とおっしゃる方は多いと思います。
実際、なかなか難しいんです。💦
なぜ難しいか。
それは、アルファベットです。
そして、数字です。
正確にアルファベットが発音できないから、聞き取ってもらえないのです。
そのリアクションが嫌で、こういった会話を避ける傾向にある日本人は多いように見受けられます。
私も20年ほどは苦手でした💦
でも、克服しました。 克服法:保険会社、薬局、銀行、電話・インターネット会社の留守録をひたすら聴いて、英語学習に役立てる。。。 待っている時間を無駄な時間と思わず、英語の学習材料にする。 -話題それました。。
話は戻り、アルファベットの発音ができていないだけでなく、123も正確な発音で言う練習をしたことがありません。
911の場合は、電話番号はさほど重要ではないかもしれません。 向こう側でこちら側の電話番号は見えているので。
それでも、銀行に電話する時に口座番号を伝えたり、薬局に電話する時に処方箋番号を伝えたり、健康保険会社に電話するときにID番号を伝えるのは、桁(ケタ)が長い分、きついものがあります。
それで、アメリカに来て間もない日本人は電話をするのをあまり好みません。私はレッスン中に何度も医者に電話をしたり、銀行に電話したり、アパートのリースリングオフィスに電話したり、コロナの前はしていました。 生徒さんが電話できないとおっしゃるので。
アルファベットと数が相手に通じるように発音できれば、緊急の事態になっても、名前、住所、電話番号をきちっと伝えることができます。
今更のようですが、アルファベットと数字は生活に密着した大切な英語の一部なのです。
アメリカで生活しているからには、まずできていないと困ります。特に、アメリカに来たばかりの時はそう。
電話、テレビ、インターネットの契約、健康保険会社とのやりとり、自動車保険会社とのやりとり、運転免許証の取得、新しいお医者さんの開拓、歯医者、銀行口座の開設、その他、行くところ全てで住所と電話番号を聞かれます。
最初の時期を平穏に過ごしたい人は、アルファベットと数を正確に相手に伝えることができるよう、ある程度準備しておく必要があります。
電話ですっきり通じる数字の発音の仕方を教えるビデオを作りました ↑
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